カップ麺を待つ間に

話は長くても3分くらいで。じゃないと伸びちゃうし。

お題「お気に入りの文房具」: 隣の席の山根君のはなし

お題「お気に入りの文房具」

お気に入りの文房具というタイトルを見たとき、山根君が頭を過った。

山根君は中学時代の同級生で偶然 隣の席になった人である。

黒板を消すのが異様に上手で、何度か指導を頂いたこともある。

 

ある時、山根君が休み時間に何やら独り言を始めたので、私は彼に視線を向けた。

彼は新しい文房具を下す際に、筆箱から全ての文房具を取り出し、新メンバーの紹介を始めた。転校生を紹介するように、一人(各筆記用具など)一人の自己紹介をしていた。

「新しく入ってきた○○と言います。宜しくお願いしまーーす。」ペコリ。

「「「宜しくお願いしまーす。」」」一同ペコリ。

正直オイオイと思いながら、どんだけ文房具を愛しているんだよと思った。

 

私も文房具を集めたりするのは好きだった。けれども。上には上がいて。

山根君は文房具や様々な道具をとても大事に使う人だった。というより綺麗好きだった。消しゴムの表面を黒くしたまま筆箱に入れることなんて無かったと思う。必ず白く綺麗にしていた。

新しく何かを下す際、私は山根君を思い出す。

私の心の中に潜む山根君。

物を大事にしていく心の大切さと、人前でも堂々と自己紹介できるマイウェイさを学んだお話でした。

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ちなみに、私のお気に入りのステッドラーのシャーペンとボールペン。

 

 少し重量はあるけれど、細かい絵を描くときには向いていると思う。

 

 

 

 持ち手が三角形でとても使いやすい。絵を描くときには愛用しています。